園長雑感 10月 さあ、10月7日「運動発表会の場」がやってくる ~聖公の運動会はお楽しみ会ではない~

query_builder 2023/10/02
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尋常ではない・・・・。 尋常ではないって何が? 今年の夏の暑さのことです。

でも、それは驚くにはあたらないことかも知れません。 ここ数年・・・ ではない、10数年来「地球温暖化」ということが盛んに言われてきました。 今年の夏の暑さも、その延長線上にあるのですから。来年の夏はもっともっと暑くなる・・・?

そのようなことは大人の世界の話。 子ども達はその暑さの中でも元気いっぱいです。 様々な面でその身体の内に蓄えているエネルギーを爆発、放出、全力を出していろいろなことに挑戦、取り組んでいます。

いうまでもなく、今子どもたちが取り組んでいる最大関心事は目の前に迫ってきた「10月7日(土)お家の人にカッコいいところを見ていただく」ための取り組みです。

今年の運動(発表)会のテーマは『 大好き 跳び箱 鉄棒 平均台  みんなをつなぐ表現ダンス 聖公魂 燃え上がれ! 宇宙に向かって飛び出すぞ!』です。

運動会まで一週間を切った今、このテーマのもと、子どもたちの取り組みにはより一層の真剣さが感じられるようになってきています。  28日(木)、天神島公園での練習で「入場行進」をしました。 トラックを一周し、開会式の隊形に並んだところで指導の先生に促され、子どもたちにお話をしました。 「・・・ 腕を大きく振って、足を高く上げて行進する・・・ とってもよかったよ。 でも、普通歩くときにはそんなことしないね。運動会の入場行進ではどうして腕を大きく振って、足を高く上げて行進するの・・・?」と聞いてみたのです。 すかさず「カッコいいところをお家の人に見てもらいたいから!」と元気のいい、大きな声が返ってきました。 声の主はきく組A女さんでした。

そうなんです。 子どもたちは『お家の人にカッコいいところを見てもらう』ために、自分の技(跳び箱 鉄棒 平均台 組み体操 ダンス 入場行進 ・・・・)を磨くことに真剣になって取り組んでいるのです。

普段でも「もっと高い段を跳びたい」「もっと上手にできるなりたい」と、しっかりとした目標をもち、その意識で取り組んでいる子どもたちです。 子どもが力をつける、力を伸ばすのは、「○○ができるようになりたい」と『意識する』ことと、それを実現するための『努力』『行動』することとが一致している時です。 「先生に言われるからする」というような目的意識もなく、真剣な取り組みもないところには、どんなに時間をかけても大きな変容(成長)は期待できません。

運動会で『お家の人にカッコいいところを見せたい』という強い意識が加わって取り組んでいる今の子どもたちです。 力が伸びないはずがありません。 聖公の教育に「指示待ち人間を育てる」はありません。


ところで、聖公の運動会は、一般的に行われているそれとは幾分、いや、随分趣を異にしています。 聖公の運動会はどのクラスの種目も『お楽しみ会ではない。 子どもそれぞれが“日常の幼稚園生活”や、運動会に向けて真剣に“取り組む練習”の中で“新たに身につけた力”“さらに伸ばしてきた力”を発表する場である』ことに徹底しています。

運動会ですから、赤組、白組に分かれます。しかしながら、赤・白 <どちらが速いか><どちらが強いか><勝つのはどちらか>を競うものではありません。 それを競うのは「かけっこ」と「4色対抗リレー」のみです。

各クラス競技では 一人ひとりの運動技能、運動能力発表の場です。 「挑戦する姿」を見ていただく中で、失敗することもあります。 場合によっては“やり直し”をすることもあります。 「成功」はもちろんですが「真剣に挑戦する姿」を発表する、その姿をご覧いただくのが聖公幼稚園の運動会です。

今年もゆり組・きく組園児による団体競技「組体操」を行います。毎年行っている演技ですが、小学校5・6年生レベルの技を発表、披露します。子どもって、いろいろな意味において本当にすごいですね。やればここまでやれるんだ・・・・ という子たちの能力、子どもたちの姿をご覧いただきます。

また、随所で子どもたちの「言葉による発表」があることも他では見られない大きな特徴のひとつだと思っています。

「聖公の運動会はお楽しみ会ではない」と言いました。 しかし、入場行進に始まり閉会式を終了するまでの子どもたちの姿・・・「規律正しい姿」「躍動する姿」「取り組む真剣さ」「熱中する姿」「集団美」・・・・・見所は満載です。  子どもたちの成長を十分にお楽しみ下さい。


      <大分 聖公幼稚園>