学校法人大分聖公学園

健やかで逞しいお子様に導く確固たる教育指針があります

大事なお子様を丁重にお預かりするのはもちろんのこと、教育機関としての責任を持ってお子様の成長をサポートしています。家族以外の大人やクラスメイトとのやり取りを初めて本格的に行う社会デビューを飾るとも言える場所で、心も身体も健康的に育ち、積極的に人間関係の構築に取り組む主体性を引き出してまいります。

自ら目標を設定し、達成するまでの道のりでは先生からの優しいフォローも受けながら、自力でゴールテープを切る時の充実した気持ちを味わってもらいます。その経験はその後の小・中・高でもきっと活かされるはずです。

気持ちや考えを様々な手段で表現する教育活動に励んでいます

幼児期のお子様にとっては、目に映るあらゆるものがキラキラと輝いており、感受性豊かにモノの魅力を味わっています。感動したことは誰かと共有したくなるものであり、お子様なりに趣向を凝らして親御様にも魅力を伝えてくれることでしょう。しかし、その時にうまく言葉や身体を使って伝達できないと、ネガティブな思い出だけが残って表現することに消極的な気持ちを抱いてしまうかもしれません。

感動をありのままに伝える表現豊かなお子様になれるよう、発表会での言語表現や演劇による感情表現などの行事を毎年開催しています。伝達する力を養えば、感受性も研ぎ澄まされていき、物事に感動する力も養われていきます。園児たちがこれからの人生で遭遇するであろう数々の素敵な出来事を五感いっぱいで感動できる大人になってもらうことを目指し、「わくわく」「ドキドキ」を大切にした教育プログラムを組んでいます。素敵な発見とたくさん出会える環境です。

目標やヒントが置かれた環境での自由保育に取り組んでいます

お子様の成長を導くものは極めて多岐にわたります。先生によって言葉や数の概念について理論立てて教えられた時だけではなく、全身で感動を受けながら楽しむ遊びや、自然環境との触れ合いの中でも豊かな感性を磨いていけます。泥んこになりながらかけっこを楽しんだり、農園で土の感触を味わいながら昆虫を追いかけたりと自然環境に対して愛着が湧くような環境保育にも力を入れておりますので、お子様には陽の光を浴びながら逞しく成長していただけます。

そして室内でも、自身で言葉を紡ぎ絵画で気持ちを表す時などに向けたヒントに溢れています。お子様の気付きや自立を大切にし、自ら目標を設定する習慣をつけていきます。先生たちが園児たち一人ひとりに目が行き届くアットホームな空間だからこそ、お子様の自主性を育む質の高い自由保育が実現しております。先生たちはお子様の些細な変化も見逃さず、お子様とともに成長を喜びしっかりと褒めてくれます。

誰かと力を合わせることや一緒に生きることを学んでいきます

今までご両親を中心とした「家族」から教育を受けて心と身体を育んできたお子様が、通園生活を始めることで「社会」による教育を初めて受けることになります。ご両親ではない大人や、きょうだい以外の子どもたちと長い時間を同じ空間で過ごし、他者と共存する秩序ある生活を学んでいきます。そこでは家族とは距離感が異なる相手とのコミュニケーション、そしてお友達との価値観のギャップなどの壁にぶつかることもあるでしょう。

「生きて働く力」を身につけていくためには、自らに設定した目標を成し遂げていく力はもちろん、他人と共存する力を養っていくことが不可欠です。演劇やお遊戯など、クラスメイトたちと何かを成し遂げる力は、個人でミッションを達成する力とは似て非なるものです。お友達の秀でている部分を見つけて自らに活かす客観性や、困っているお友達に手を差しのべる優しさが大きな目標を実現へと導き、社会で役立つ協調性を養います。